一枚のチョコレートから、児童労働、フェアトレードを考える。〝ハチドリのひとしずく〟でもいいのです。

You share this

福祉施設のママ職員さんとクリスマスケーキの話で盛り上がり、チョコレートの話にうつった流れで、わたしの普段の食生活を知っている彼女は、わたしの事を「高級志向」だと言うので、それは違うと、チョコレートの話題だったので、児童労働やフェアトレードについて話をしました。

mitou28

ママ職員さんは、はじめて知ったようで、驚いていましたが、どうしたら搾取されている人たちの元に適正なお金が流れるのか?と聞いてきたので、それがフェアトレードの商品を選ぶ理由になるんだよー、と伝えました。

mitou27

一通り話が落ち着いた頃、「それでも、いくら今みとうさんからその話を聞いたからって、わたしは変わらないと思います。買い物する時にそこまでは考えないでしょう。それにそんな事情、普通はみんな知らないでしょ」とケロリ。

それでもいいんです。普段食べてるおいしいチョコレートに、発展途上国の児童労働が関わっているんだなと知っただけでもいいんです。

mitou30

そのうち、何かのきっかけで、実際にフェアトレードの商品を手にとる日が来るかもしれない。スーパーでチョコレートを買う時に、児童労働の話を思い出すかもしれない。いつか、買い物をする際の選ぶ基準に「安くて」「美味しい」だけでなく「フェアトレード」が加わるといいな。

…そういう想いを伝えておきました。

わたしにとって日々の買い物は、自分がどう生きていきたいのか、という個人の想いを実践する行為です。大勢の人に影響を与えることはできなくても、息子や隣の誰かさんに、その姿を見せつつ、ぼそぼそと伝え続けていくことはできます。

南米アンデス地方に伝わる「ハチドリのひとしずく~いま、私にできること~」という話があります。

森が燃えていました

森の生きものたちは われ先にと 逃げて いきました

でもクリキンディという名の

ハチドリだけは いったりきたり

口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは

火の上に落としていきます

動物たちがそれを見て

「そんなことをして いったい何になるんだ」

といって笑います

クリキンディはこう答えました

「私は、私にできることをしているだけ」

出典:「ハチドリのひとしずく」 辻 信一監修 光文社刊 2005年

わたしのしていることも、世間に一石を投じるほどのことでもない、小さなハチドリのひとしずくです。まさに今日、「そんなことして、何になるんだ。世界は(=私は)何も変わらない」と言われたのですが…。わたしは、「わたしにできることをしているだけ」なのです。


チョコレートと児童労働

http://acejapan.org/childlabour/report/chocolate

児童労働入門講座

http://acejapan.org/childlabour/entrance

You share this

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA